「子育てなごや」 設立趣旨
1.趣 旨
 子どもは「未来の夢」「次世代の希望」です。子どもたちの屈託のない笑顔や歓声は人々の心に優しさと元気を与えてくれます。また、成長していく子どもたちの姿からは、明日に向けた夢と希望を見出すことができます。

 子どもの心身の健やかな成長は、親を始めとするすべての人々の共通の願いと言われます。特に乳幼児期から児童期にかけては、身体的発達や感情の発達など、人間形成の基盤を担う重要な時期であり、家庭や地域の関わりの中で大きく成長する時期でもあります。

 そんな子どもたちを取り巻く環境が一段と厳しさを増しています。

 少子化に歯止めがかからない状況が続き、子どもの数や兄弟の数も減少する中で、乳幼児の成長発達にとって大切な、集団の中で同年齢あるいは異年齢児とともに育つ体験を十分に得ることが困難になっています。
 また、核家族の進行や地域社会における人間関係の希薄化などによる、家庭や地域の子育力の低下が指摘されているところです。
 そのために、子育てが孤立化し、子育てに不安や負担を感じる親が増加しています。

 このように子育てを取り巻く環境が変容する中で、特に未就園児の親子が交流する場や子育ての相談をする場が求められています。

 国では次世代育成支援対策推進法が制定され、政府はもとより、自治体も企業もすべての国民が、それぞれの立場から次世代育成支援に向けて取り組むための枠組みが構築されました。次世代育成のために重要なことは、「人づくり」「子育て」「家庭教育」について共に考え行動していくことです。

 そのためには、親だけでなく、社会全体、一人ひとりが家庭における子育てや教育の充実に向けた「意識改革」を行い、行動していかなくてはなりません。

 子育て中の家庭に対する支援の充実を図り、子どもたちも、親たちも、生き生きと生活できる地域づくりのために、創造的かつ非営利的に運営する組織として、特定非営利活動法人「子育てなごや」を設立します。
2.申請に至るまでの経過
 2004年9月まで愛知県の雇用対策の一環で、県内の私立幼稚園に子育て相談員が配置され、子育て広場の開催や相談事業が行われていたが、期間満了となり9月をもって終了してしまった。

 しかし、参加していた母親から再開の強い要望を受け、また、集いの広場と園が地域の子育て支援センターとしての役割を担う必要性を強く感じ、保育の専門性を生かした子育て支援を園と協力して行い、子育て家庭が生き生きと暮していけるまちにしたいとの思いから設立を発起しました。
平成17年1月17日
子育てなごや
設立代表者 新田 泉